泉谷顕縦塾長の地頭力コラム
教育にはいつ投資するべき?
2021/08/30 公開
2021/09/24 update
教育にはいつ投資するべきか?
教育にはいつ投資するべきか?—これは、多くの保護者の皆さんにとって悩みどころです。
私はといえば、もちろん「幼児教育が教育の中でも大きな要で大切だ」と思い、プラチナム学習会を立ち上げています。
教育経済学者の中室牧子先生も、著書『「学力」の経済学』の中で、科学的データをもとに「幼児教育の重要性」を述べています。
中室先生の分析では、子供が小学校に就学する前の就学前教育(幼児教育)に投資するのがもっとも効果的であると述べています。
教育経済学により、大規模なデータを用いて明らかにされている教育や子育てに関する「エビデンスを伴う発見」は、教育評論家や子育ての専門家による限られた経験の中から得られた指南やノウハウよりも、価値があると述べています。
本当にその通りで、幼児教育を検討中のご家庭にはぜひ、読んで欲しい一冊です。
「二月の勝者」
間もなく今秋、中学受験を舞台にした漫画「二月の勝者」がTVドラマ化されます。
今までなら大学受験を舞台にした漫画やドラマが中心でしたが、これは近年を象徴するような大きな変化です。
現実的に保護者世代では、駿台、代々木、河合塾・・といった大手予備校が大きな影響力を持っていましたが、少子化に伴い浪人生が激減し、各受験のカテゴリーを比較すると、現状では「中学受験が一番熱い」状況になっています。
その結果、通過点である中学受験を勝ち抜き、子供たちが将来の夢や目標に向かって後伸びするためには、幼児教育の取り組みが、大きな意味を持ってきます。
「三つ子の魂、百まで」と言われるように、幼児教育により、早い段階で自己肯定感を高められたお子さんは、小学校に進学後も順調に伸びていきます。
幼児期にわずかでも右肩上がりの成長曲線・傾きを得ることができれば、中学や高校になってから取り組むよりも、子供たちにはストレスなく効果を得られます。
幼児教育は、各ご家庭で「思い立った時」が適時期ですが、最大の効果を得るには、3歳前後から取り組むのがお薦めです。
東京オリンピックを見ていても、得意なことに秀でているメダリストは、競技に関係なく幼少期から取り組んでいることがわかると思います。
プラチナム学習会のそれぞれの子供の能力に合わせたオーダーメードの取り組みで、子供に秘められた能力を最大限引き出してみませんか。
体験レッスンは随時、受け付けております。お気軽にお問合せ下さい。
塾長 泉谷顕縦
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