泉谷顕縦塾長の地頭力コラム
SDGsと幼児教育「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
2022/04/15 公開
2022/04/22 update
17分の7番目の目標:「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
この目標は、「地球や人の体にやさしいエネルギーをみんなで使おう」というものです。
この目標を達成するためには、地球温暖化を防ぐためにも、二酸化炭素を排出する石油や石炭などの化石燃料から、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーに比率を高めていくことです。
太陽光や風力などの自然の力を利用した「再生可能エネルギー」は使っても枯渇せず、二酸化炭素の排出量が少ない自然エネルギーです。
しかし、「再生可能エネルギー」は、現在、世界で使われているエネルギー全体のまだ17%(2017年)ほどしかありません。特に資源の少ない日本では、輸入した石油や石炭などの化石燃料を使った火力発電が全体の75%を占めています。
自然エネルギー84%のデンマーク
この現状を打開するために参考となるのが、デンマークの取り組みです。デンマークでは、自然エネルギーが84%を占めており、首都コペンハーゲンでは2025年の脱炭素実現を目指しています。
これからの子ども達には、幼児教育を通じて、未来の豊かな生活か、今の豊かな生活か、といった二者択一的な考え方ではなく、環境に優しく、自分たちも得する選択肢(明るい未来)を創出できるような「気づき」に繋げたいと考えています。
塾長 泉谷顕縦
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