泉谷顕縦塾長の地頭力コラム
SDGsと幼児教育「産業と技術革新の基盤をつくろう」
2022/05/03 公開
2022/05/02 update
17分の9番めの目標:「産業と技術革新の基盤をつくろう」
この目標は、「整った交通や新しい技術で、みんなの毎日を豊かに」というものです。
この目標を達成するためには、持続可能な経済成長とそれを支える産業や技術の発展が欠かせません。発展途上国ではインフラの整備がおくれています。災害に強いインフラを整備することで経済活動を促進しようとするのが、9番目の目標です。
インフラとは
ここでインフラとは何でしょうか?
インフラとは「インフラストラクチャー」の略で、「産業や生活の基盤」のことです。具体的には、道路や鉄道、電気、ガス、水道など、人間が生活する上で必要不可欠なものです。最近では、携帯電話やインターネットもインフラに含まれるようになってきました。特に発展途上国では、世界中と簡単にネットワークできる通信インフラの整備が求められています。インターネット環境が整えば、生活や仕事に必要な様々な情報が瞬時に得られます。
また、教育面においても、大きな影響があります。インターネットによる教育は子ども達の将来の職業選択の幅を大きく広げるからです。
インターネットなどのICT(情報通信技術)の知識量やリテラシーの有無によって、就ける職業や得られる収入に違いが生じ、人々の生活に格差をもたらします。
進化するICT教育
教育熱心な保護者の中には、スマホやタブレットなどのICT機器を活用した教育に懐疑的な方もいらっしゃいますが、今回のコロナ禍でICT教育は一気に10年分以上の進化を遂げました。普通の公立の小学校でさえ、一人に1台のタブレットやノートパソコンが配布されています。
保護者の皆様には、ぜひ、ご家庭の通信インフラを再整備して、強化してください。これからの子ども達には、ICTを活用した高度な教育が求められます。我々、大人が率先して、教育に関する認識をアップデートすることで、子ども達の将来の選択肢が拡がります
塾長 泉谷顕縦
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