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泉谷顕縦塾長の地頭力コラム

「情報Ⅰ」が大学入学共通テストに登場!

塾長 泉谷顕縦

塾長 泉谷顕縦

2024/06/27 公開

2024/06/26 update

 令和7年度から、大学入学共通テストに新たに「情報Ⅰ」が加わります。これにより、従来の5教科7科目から6教科8科目となり、試験時間は60分、配点は100点で理科や社会と同じ配点です。

なぜ「情報Ⅰ」が加わったのか?
 これからの日本の将来を考えると、「情報」に関する能力は「国民的素養」として絶対に求められるからです。
大学入学共通テストに「情報Ⅰ」が加わったのは、この重要性を反映しています。これを「SIGNAL(重要な信号)」と捉えるか、「NOISE(騒音)」と捉えるかで、あなたの子供の将来を考えれば、自ずと方向性が導き出されます。

大学と企業の変化
 今後、「情報」を受験科目に積極的に取り入れる大学は、企業からの求人が増えるでしょう。「スマホやPCは目が悪くなるからダメ!」や「ペーパー学習の邪魔!」と言っている保護者の皆さん、冷静に世界の現状を見渡してください。日本は「情報」分野で世界から大きく遅れています。

日常生活の現状
 多くの日本人がマイクロソフトやグーグルでインターネット検索をし、InstagramやTikTok、Ⅹ、LINEなどのSNSを楽しみ、アマゾンで買い物をするなど、海外で開発されたプラットフォーム上で1日の大半の時間を過ごしています。

このままでいいのでしょうか?

プラチナム学習会の取り組み
 プラチナム学習会では、地頭力算数コースに加え、設立当初からロボット・プログラミングコースを併設しています。まずはプログラミングに親しみ、楽しむところから始めて、小学生のうちに得意科目にすることが重要です。ブラインドタッチをはじめ、「情報」のリテラシーが自然と身に付きます。

世界の動き
 約15年前、アメリカのオバマ大統領は就任演説で「アメリカ国民はゲームで遊んでいる場合ではない。ゲームを作る側にならないと、アメリカの将来はない」と強いメッセージを発信しました。これを機に、世界中でプログラミング教育が本格化しました。

日本の現状と課題
 日本の公立小学校でも、一人に1台のPCやタブレットが配布され、ICT教育が本格化しましたが、全科目を一人で担当する日本の小学校では、担任の先生の負担が大きすぎて、使いこなせていないのが現状です。

 今回の「情報Ⅰ」の大学入試共通テストへの導入が、未来への起爆剤となることを期待しています。子どもたちの将来のために、「情報」の重要性を理解し、積極的に取り入れていきましょう!
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塾長 泉谷顕縦

塾長 泉谷顕縦

プラチナム学習会塾長。 21世紀に生きる子どものための幼児教育教室。 大阪を拠点に東京や全国に展開しています。

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