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泉谷顕縦塾長の地頭力コラム

PLATINUM スキル2.2へ ③ ~子どもによる主体的・対話的な学び~

塾長 泉谷顕縦

塾長 泉谷顕縦

2019/01/18 公開

2018/12/28 update

アクティブ・ラーニングで「PISA型学力」を育成する◆   身につけた知識を社会生活で直面する課題に活用する力=「PISA型学力」の育成が重要視されています。   PISAを測る調査は、2015年から、従来の筆記型テスト(ペーパーテスト)からコンピュータ使用型テストに切り替わり(一部の国を除く)、 コンピュータ上で自ら実験をしながら問題を解いていくようなシミュレーション型の問題も出題されるようになってきました。   日本では、2008年に改訂された学習指導要領に「生きる力をはぐくむ」という表現で、 知識や技能の習得とともにこれらを活かした思考力・判断力・表現力の育成に力を入れることが明記されていましたが、 2020年度より実施される次期学習指導要領では、『(児童・生徒が)何ができるようになるか』を明確化しています。   従来の学習指導要領は「(教師が)何を教えるか」が中心でしたが、今回は『何のために学ぶのか』という学習の意義の共有に重きを置いています。 これは、PISAの結果で見えてきた、「実生活との関連付けや意欲・関心の伸張」といった課題への対応策とも重なります。   児童・生徒による主体的・対話的な学び、いわゆる「アクティブ・ラーニング」が注目されています。 「アクティブ・ラーニング」は、ただ知識を覚えるのではなく持っている知識を活用するという、まさに「PISA型学力」を育成するための学びだと言えます。   従来の日本の教育は、解法パターンを覚えるなど暗記的な学習を中心とする知識偏重型と言われてきました。 しかしながら、これからは、ただ丸覚えするのではなく、要点を押さえて応用が効くような学習、今までに学んだ知識との関連付けをしながら学んでいくことが求められます。   先ずは、土台となる知識をしっかりと身につけること、そして、その知識を活用する力をつけることが、学びの両輪となります。   「何が起こるかわからない時代を生き抜くために、未知の課題に対応できる力、新しい価値を創造できる力を身につける必要がある。」 このように、“21世紀型スキル”の重要性が訴えられています。
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塾長 泉谷顕縦

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プラチナム学習会塾長。 21世紀に生きる子どものための幼児教育教室。 大阪を拠点に東京や全国に展開しています。

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