スタッフレポ
新宿教室の教室長先生にお話を訊いてきました ②
2019/08/01 公開
2020/01/27 update
たくさんの解決法が思いつける、論理的思考
(①の続きです)
インタビュアー:論理的な思考が身につくと、実際に発想が変わるのでしょうか。
新宿校教室長:たとえば、算数をやりながらパズルをやる。それによって、論理的思考を育むことに繋がっていくという話をしましたね。
この論理的思考力は、実に様々な問題に対応していける能力となっていきます。
論理的に目の前の問題に取り組むことができることによって、多角度から物事を見ることができるようになっていくんです。
こっちの方法がダメなら、こちらの方法はどうだろうと、自分自身で複数のパターンを持って挑むことができます。
もし生徒たちが従来の教育方法のように、○か×で答える問題ばかりを解いてきていたとします。
その場合、自然と○を探すことがくせになってしまうでしょう。ひとつの正解しか探せない。
例えばですが、どんな大人になりたいかと考えた時に、どんな大人になりたくないかも同時に考えるようにする。
そうすると、なりたくない自分にならない為に、やるべきではないことも選択できるようになっていきます。
これは勉強方法でも一緒で、こんな勉強をしたらいい、逆にこんな勉強はしないほうがいいがわかると、最短ルートを行けるようになります。
そして考えながら物事を選んでいくことができる。
このように、私たちは×の考え方も伝えることを大切にしています。違うを意識することによって、両方の観点から物事をみられるようになっていくんです。
まずは「やる」という行為から花丸をあげています
新宿校教室長:理論的に考えることを基として、思考力を伸ばさないといけない。そこに面白さを感じて、子供は自然と伸びていきます。
なので、面白さも大切にしないといけないですね。
一般的に幼少期というのは9才までとされています。吸収力が、これ以降と比べると桁違いに変わってくるんです。
なので習い事までも10才までに始めた方がいいなんて言われていますね。
その大切な時期に、これはやってもいい、こっちはダメ、こうしなさい、ああしなさいと言われると、子供のモチベーションは一気に下がってしまいます。
インタビュアー:わかります・・否定されているような気持ちになってしまい、勉強と向き合いたくなくなるかもしれません。
新宿校教室長:①で話した、子供の「面白い」と思う気持ちを大切にするに繋がってきますが、実は私たちは、どれだけ問題が間違っていても花丸しかあげないようにしているんです。
インタビュアー:間違っていても花丸をあげるんですか?間違っていてもいい、と子供は勘違いしないですか?
新宿校教室長:もちろん、間違いを褒めているわけではありません(笑)
それは本人たちにも伝えるようにしていますが、まず問題を自分で考えて解いてきたという、その行為自体に花丸を送っているんです。
やってくればいいのです、やらないのがよくないのです。
インタビュー:まずはやってみる。やってみた経験から次の学びがあるということですね。
新宿校教室長:その通りです。
少し話がずれてしまうかもしれないですが、生徒の親御さんたちに、子供を留学させた方が良いかと質問されることが度々あります。
そこで僕は最近必ず、少し無理をしてでもぜひ行かせてください。と答えるようにしています。
これは、先ほどの話と繋がるのですが、大切なのはその環境に飛び込んでしまうこと。環境を構築することだと思うからです。
それだけ、環境が人におよぼす影響というのは大きいというのを、ずっと幼児教育に携わっていて痛感しています。
(③に続く)
プラチナム学習会本部スタッフ
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