泉谷顕縦塾長の地頭力コラム
SDGsと幼児教育「人や国の不平等をなくそう」
2022/05/07 公開
2022/05/02 update
17分の10番めの目標:「人や国の不平等をなくそう」
この目標は、「全ての人が輝き、全ての国も輝く、そんな世界を」というものです。
この目標を達成するために、「各国の所得の下位40%の人々の所得の伸び率を、国内の平均を上回る数値で達成し持続させる」ことを具体的な目標として掲げています。これは所得の格差を縮小し、不平等をなくそうというものです。
世界の最も豊かな富裕層2100人の資産の合計は、世界最貧困層46億人の資産の合計を上回っているとか、世界で最も裕福な22人の男性の富の合計がアフリカのすべての女性が持つ富を上回っているといったデータがあります。世界は、想像以上に格差が広がっています。
また、経済面だけでなく、国籍、人種、民族、年齢、性別、障害の有無などの理由で差別を受けることも不平等の問題です。誰もが、平等に教育を受け、能力を高め、社会に参加し、活躍できる世界を目指さなければなりません。
できることから
先ずは、自分たちでできることから始めましょう。止むを得ず難民になってしまった人に自分たちのできる範囲で手助けをしたり支援しましょう。周りの友達に自分と違うところがあっても、仲間外れやいじめは絶対にしてはいけません。それぞれの違いを認め合って理解することが大切です。
また、電車やバスで、お年寄りや赤ちゃん連れの人、障害のある人を見かけたら、声をかけ、席を譲ったり、通りやすいように道をあけたりしましょう。そういったことも不平等をなくす大切な取り組みの一つになります。
ぜひ、親子で身近なことから取り組んでみてください。
塾長 泉谷顕縦
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